今何聴いてるの?
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2005年 07月 14日
(今日の日記は昨日の日記の続きということになりました。なので、昨日の日記から読んで頂くと何が終わったのかわかります。)
今日、夕方6時半からの一大イベント的私の運命のミーティングだったので、4時ごろ家を出た。大通りまで出て、タクシーを拾おうと待っていたがなかなか空車が来ない。大通りの四つ角のところで、少しイライラしながらタクシーを待っていると、ものすごい叫び声が聴こえた。 「ラッキーーーーッ!!ラッキーーーーッ、 ラッキィーーーーーッッ!!!」 もう絶叫に聴こえた。 え?と思って声のするほうに目をやると、なんと茶色い物体が飛んできた・・・ ダックスフンド。小さい。子犬。 うれしそうに、全力疾走してこっちへ向かってくる。リードを引きずって。一匹で。 顔は明らかに、犬笑顔だ。ものすごいうれしそう。たのしそう。右へ左へホップしつつ、疾走している。 そのはるか後方で、太ったおばさんが片手にもう一匹連れている大きな犬のリードを持ち、もう片手を宙に泳がせて、「待って、待って」の格好で、一生懸命走っている。全然遅い。追いつくわけ無い。叫び続けている。その光景を見て状況を把握するや否や、私は全身緊張してしまった。ここは、ものすごい交通量の四つ角だ。 「あ゛・・・」 あっという間にその子犬はうれしそうに飛び回って、車道に飛び出してしまった。 夕方の車が一杯の車道に。四つ角なので、車がどんどん曲がって入ってくる。 私は無我夢中で走り、その子犬が引きずってるリードを捕まえようとがんばった。スーツ着てるのに。周りの人は、呆然と見てたと思う。車が急ブレーキかけて止まった。子犬は嬉しそうに車道で飛び跳ねて、こっちこい、こっちこいと私と遊ぼうとしている。 私はまるで生きてるリードをとにかく捕まえようと必死。子犬だから捕まえようとすると、さらに遊ぼうとしてどんどん離れていくのがわかってたので、リードを掴むことに専念した。おばさんがようやく走ってきて二人で必死に犬のリードを追いかける。そしてやっと私がリードを掴んだ。車道は一時パニック。 捕まえると、その子犬は私にじゃれてじゃれて・・・うれしくて仕方ないという感じで、手を甘噛みしたり、飛びついたり・・・。 もう全身の力が抜けてしまった。 おばさんが、「もう悪い子なんだから!」と犬を叱ったが、子犬なので一向に気にする様子なく。私は安堵から「よ、よかった・・・」と犬をこれでもかっ、てくらいに撫で回して、それじゃ、といってちょうど来たタクシーに乗った。 タクシー乗って痛い!、と思って左足を見ると、ストッキングが大きく破れて、膝小僧からだらっと血が出てた。リードを捕まえるのに必死で、コンクリートで摺ったらしい。あー、持ってたPCの入ったカバンも道路に打ち付けちゃったような気がする。やっちゃったーーーー。 ホテルオークラに到着して、化粧室でストッキングを履き替えて、何事もなかったかのようにいつものレストランへ入り遅い昼食を取りつつ、ミーティングの最終準備をした。それにしても疲れた。汗びっしょりだった。PCは無事だった。ミーティングもうまくいった。よかった。 あーーーーーーーっ、本当によかった。ほんとによかった。今思い出すと涙が出る。本当に怖かった。怖かったよーーーーーーーーーー(大泣) 明日ミニスカートはいてジェフベックのライブ行こうと思ってたけど、こんな真っ赤な大きい擦り傷作っちゃって。仕方ない。明日はジーパンだ!
by sheriri
| 2005-07-14 21:31
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